さて、近年向島地域に、クリエーターも含めた若者や新住民が増えています。そのバックボーンにはいろいろなケースがあると思いますが、知り合いが先に住んでいたから、あるいはこの地域で面白そうな活動をしている人がいるから、といった理由も多いようです。当日の「交流サロン」では、そうした人の流れや新たなネットワークをつくっているキーパーソンのお二人、京島でBUNKANという空き店舗を改装したカフェを運営する後藤大輝さん、曳舟駅前や両国で産直野菜のマーケットを定期的に開くすみだ青空市ヤッチャバ代表の松浦伸也さんをお招きしてお話を伺います。若者だけでなく、誰もが生きやすいまちをつくるために、かけがえのないヒントが、お二人の活動の中にあると思います。
また同日には、アーティストの村山修二郎さんの路地園芸さんぽも開催されます。こちらは京島路地園芸術祭実行委員会の主催となります。情報は末尾に添付しました。
みなさま、どうぞ奮ってご参加ください。
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NPO法人向島学会
向島スタディーズ・学生論文発表会 2015 + 交流サロン
開催のお知らせ
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みなさま、いつもお世話になっております。NPO法人向島学会からのお知らせです。
このたび向島学会では、2月11日(水・祝)に「向島スタディーズ2015・学生論文発表会+交流のサロン」
を開催することになりました。
「向島スタディーズ」は2010年から毎年恒例で行っている、学生による研究論文の発表会です。今回は2名の方に発表を行なっていただきます。
「交流サロン」では毎回、まちづくりやアートをテーマに、地域内外の方との情報交換を通して交流を図っ
ています。今回は向島を拠点に活躍する二人のキーマン、京島でカフェBUNKANを運営する後藤大輝さん、すみだ青空市ヤッチャバの代表・松浦伸也さんをお招きして、それぞれのご活動について伺った後、ネットワークづくり、リフォーム、シェアハウスなど、参加者も交えホットな話題で意見交換を行います。
また当日は、冒頭でアーティストの村山修二郎さんに、長年向島で取り組んできた「路地園芸術祭」に関する振り返りの報告を行っていただきます。
久しぶりの向島学会の催しは、盛りだくさんの内容になりました。
みなさまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。
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日時:2015年2月311日(水・祝) 14:00-17:30
場所:一寺言問集会所 (墨田区東向島一丁目20番6号)
参加費:一般500円、学生300円(資料代含む)
主催:NPO法人向島学会
お問い合わせ:m.fujiga@gmail.com (向島学会理事 藤賀雅人)
向島学会HP:http://www.mukojima.org
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プログラム
※都合により時間や内容に変更が生ずる場合もあります。ご了承ください。
14:00- ごあいさつ 向島学会理事長 佐原滋元
14:10- 路地園芸術祭活動報告 村山修二郎
15:00- 「向島スタディーズ2015 学生論文発表会」
竹淵翔太(筑波大学人間総合科学研究科・博士前期課程 芸術専攻・環境デザイン領域)
「主体の比較からみたまちなみ園芸の意義-地域社会への影響に注目して-」
介川亜紀
(明治大学大学院新領域創造専攻)
「遊休不動産の転貸とリノベーションを核にしたまちづくり事業の可能性に関する研究〜松戸の
(株)まちづクリエイティブと谷中の(特)たいとう歴史都市研究会の事例を通して」(仮)
講評:土屋辰之助(明治大学兼任講師/向島学会)
16:00- 向島学会活動報告
16:20- 休憩
16:30- 交流のサロン「向島を楽しむ!?」
後藤大輝(京島分館)
松浦伸也(すみだ青空市ヤッチャバ)
聞き手:藤賀雅人(目白大学社会学部専任講師/向島学会事務局長)
17:30- 総評と閉会のごあいさつ
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交流サロン・ゲストのプロフィール
後藤大輝(ごとう だいき)
映像催事製作者 / BUNKANグループ番頭さん役
ふるさとは墨田区京島
生まれ育ちは愛知県名古屋市
田舎は岐阜県お茶の村
現在、墨田区八広にて「お化け屋敷で毒まんじゅう」を開発中
松浦伸也(まつうら しんや)
すみだ青空市ヤッチャバ事務局代表 / 株式会社ぼんぷ代表取締役
埼玉県出身。東京農業大学を卒業後、墨田区に移住。学生時代からおこなうすみだ青空市ヤッチャバ
事務局の代表。青空市やシェアハウスの運営や、シゴトを作るシゴトを通じて、たのしく暮らせる仕組み
を作る実践をしています。現在体重は140kg
村山 修二郎(むらやま しゅうじろう)
アーティスト
1969年 東京都生まれ
1994年 東京芸術大学絵画科油画卒業
2011年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画修士課程修了
植物研究や地域の植生のリサーチなどに基づき、植物に内在する、初源的な力を抽出した作品を制作。
近年は、植物(花・葉・実)を手で直接紙や壁に擦り付けて描く「緑画(りょくが/村山が考えた造語)」
手法を考案し、唯一無二の絵画で表現している。その他、植物を介した社会地域活動を主催しワーク
ショップなども様々な地域で展開中。2009年から毎年、京島を中心に路地園芸に着目したアートプロ
ジェクト「路地園芸術祭」を実施、「墨東まち見世」においてその成果を発表している。
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同日開催
《路地園芸さんぽ》
■概要:墨田区の向島・京島界隈の特質する路地園芸を美術家の村山修二郎が紹介ご案内いたします
■日時:2015年2月11日(水・祝日)10時30分から13時位まで
■集合場所:東武曳舟駅改札出たところに10時20分にはお越しください
■持ち物:カメラ、雨具など。歩きやすい靴でお越しください
■参加費:無料
■主催:京島路地園芸術祭実行委員会
■お昼位にカフェで軽食やお茶でも飲みながら、見て来た路地園芸について意見交換をしたいと思います。
※ ご参加予約ご希望の方は、はやめに下記のFAXかメールアドレスまで連絡願います。
FAX044-767-0112 メールplant_project07@yahoo.co.jp 題名に、路地園芸さんぽ参加希望とし、
お名前と電話番号をお書きいただき、送ってください。
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★39アートin向島2015参加企画★
LIVE『チャーリー高橋(高橋裕)の傾向と対策 -その方法の展開と検証-』
ジャズ、ロック、フォーク、ブルース、日本の古謡、インドや東南アジアの流行歌からモンゴル民謡まで・・・ブラジル音楽の和声進行を駆使して、古今東西の音楽を自由自在に解釈、軽やかなメロディにシンプルでひねりの効いた歌詞を乗せ、笑いと涙、幸せと悲しみ、希望と諦観が絶妙に交錯する、ポップでいてどこか懐かしい、不思議な魅力を放つ数々の曲を生み出してきたチャーリー高橋さん。
「39アートin向島2015」の参加企画として、現代美術製作所の主催で開催する今回のライブ『チャーリー高橋(高橋裕)の傾向と対策- その展開の方法と検証』は、作詞・作曲・アレンジ・演奏と、一人四役をこなすチャーリー高橋さんの実験精神あふれる多彩な音楽世界の秘密を、オリジナル曲を中心にした演奏とゲストをお迎えしたトークセッションで、本人自ら解き明かす試みです。会場となるのは、隅田川の東側、両国橋にほど近い「両国門天ホール」。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます!
〈開催概要〉
日時:2015年3月30日(月)
開場 18:30 開演 19:00 終了 21:30
※公演の終了後、出演者を囲んでアフターパーティーを開催します。どうぞお気軽にご参加ください。
会場: 両国門天ホール
〒130-0026 東京都墨田区両国1-3-9 ムラサワビル1-1階
monten.jp
料金:予約1,000円/当日1,300円 定員50名(全席自由)
【ご予約】両国門天ホール ☎03-6666-9491 Mail: ticket@monten.jp
【公演内容のお問い合わせ】現代美術製作所 Mail: factory@c-a-f.jp
c-a-f.jp facebook.com/seisakujyo
〈出演〉
司会進行: 岡野勇仁(p)
演奏: チャーリー・ウィリアムス: チャーリー高橋(g、vo)、徳久ウィリアム(vo) / アガリアム合唱団 / あがさ(vo、三線) / さとうじゅんこ(vo) / mue(vo) / シュトカプー4: 高橋裕(g)、岩原大輔(ジャンベ、他)、近藤治夫(バグパイプ、笛、他)、赤羽美希(アイリッシュハープ、鍵盤ハーモニカ、他)
トークセッション「ぼくらの傾向と対策」:岸野雄一、須川才蔵、高橋裕
ライブの半ばで行われるこのトークでは、多方面で活躍するスタディストの岸野雄一さん、そして編集者の須川才蔵さん、二人のゲストと高橋裕さんが、三者三様の「傾向と対策」についてお喋りします。
〈プロフィール〉
▪︎高橋裕(たかはし・ゆたか)または「チャーリー高橋」
1955年生まれ、北海道出身。70年代後半頃の大学在学中から札幌にてサックスを吹き始めブルースバンド、フォークシンガーのバック、ロックバンドなどで演奏。80年代半ばから作詞・作曲・ギター伴奏を始め、91年にソニーレコードから「SACR A: ついのすみか」でC D デビュー。9 3 年に上京し、これまでに野村誠(鍵盤ハーモニカ)、桜井真樹子(天台声明)、日原史絵(箏)、三枝彩子(モンゴル歌唱)他、多くのミュージシャン、アーティストと活発に演奏活動をし「うた」についての実験を行っている。いままでに作られた曲は百数十曲。カヴァー曲も多数演奏し、アレンジの面白さに定評がある。
▪︎岸野雄一(きしの・ゆういち) スタディスト
1963年、東京都墨田区生まれ・墨田区在住。著述家、音楽家、俳優など多方面に活躍するスタディスト(勉強家)。自身のレーベル“Out One Disc”を通じて個性豊かなアーティストをプロデュースするなど、常に革新的な『場』を模索している。
▪︎須川才蔵(すがわ・さいぞう) 編集者
1962年、北海道生まれ。元『ユリイカ』編集長。編集を担当した本に、高山宏+中沢新一『インヴェンショ
ン』(明治大学出版会)、間章著作集全3巻(月曜社)。製作した映画に、『庭にお願い』(冨永昌敬監督)。
主催: 現代美術製作所
協力: 両国門天ホール
▪︎Special thanks to ・・・
岩本友里(フード)/ 栗原汐里 / 古山菜摘(デザイン)/ 山口宜大(サウンドエンジニア)