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このたび現代美術製作所において、3月9日(金)より18日(日)にかけて、墨東まち見世2011〈100日プロジェクト〉の成果報告として、アーティストの谷山恭子さんによる
“ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。”の展示を開催いたします。

お時間ございましたら、みなさまどうぞよろしくご来場ください。

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墨東まち見世2011〈100日プロジェクト〉
谷山恭子 “ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。”
開催のお知らせ

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墨東まち見世2011では、昨年12月よりアーティストの谷山恭子を招聘して〈100日プロジェクト〉
を行っています。このたび、活動成果をご報告する展示を、3月9日(金)から18日(日)にかけて、
現代美術製作所および墨東エリアの十数カ所で実施いたします。

谷山恭子は、金属を素材に、展示空間の特徴に合わせたインスタレーション作品によって良く知られ
ているアーティストです。近年は「瀬戸内国際芸術祭」や「六甲ミーツ・アート」など、各地の地域
アートプロジェクトに参加、地域の特性や歴史を読み込み、そこに住む人々とのコミュニケーション
を行いながら、多様なアプローチによって作品の制作に取り組んでいます。

谷山恭子の “ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。” は、昨年3.11の被災地を訪れ、大地
と自分の関係の深刻な揺らぎを経験した後、何気ない日常のかけがえのなさを改めて見直し、それに
ささやかな感謝の意を表する試みとして始められました。すでにオーストリアや神奈川の青葉台など
で実施されています。このたびの墨東でのプロジェクトでは、開業を間近に控えたスカイツリーの
足下に広がる路地のまちで、GPSの装置を使って緯度と経度を測定、小数点以下がゼロになるキリの
良いポイントを探し、その場所に偶然存在している公園やお店などに、様々な作品を設置いたします。

創業80年の和菓子屋のどら焼きに、緯度と経度の数字を記した刻印を押していただいたり、公園の滑
り台をピンクに塗装して緯度と軽度を記入したり、まちなかの喫茶店のコーヒーカップやティーポッ
トに緯度と経度を焼き付けたり、地域の方々のご協力を得ながら、様々な試みが行われます。また、
まちなかでの展示と平行して、プロジェクトの全貌をご紹介するプラン展示を、現代美術製作所を会
場に開催いたします。なお現代美術製作所では、まちなかのポイントを巡る詳細マップも来場者に配
布いたします。

アーティストがまちなかでのリサーチを繰り返し、地域の人々と丁寧にコミュニケーションを重ねて
準備した今回のプロジェクト。墨東エリアのその場所でしか巡り会うことのできない人やモノとの出
会いを通し、参加いただいた方々それぞれが、「いま自分のいる場所」や、さりげない日常の価値に
ついて、見つめ直す機会としていただければ幸いです。

お忙しい時期とは存じますが、みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

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■谷山恭子 “ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。” 
【展示会場および日時】


●プラン展示
会場:現代美術製作所 ACCESS:墨田区墨田1-15-3 (東武伊勢崎線東向島駅下車徒歩約4分)
日時:3月9日(金)~18日(日)12:00-19:00(関連イベント開催日は終了時間が遅くなります)

●墨東エリア内の作品設置ポイント
和菓子司埼玉屋(N35°43’ 27”E139°49’12”)東向島5-1-15  9:00~19:00 休)月
珈琲店浮浪雲(N35°43’ 25”E139°49’05”)東向島4-27-6  10:00~17:00 休)土
玉屋洋服店(N35°43’07”E139°49’ 28”)八広1-29-6 屋外展示
BUNKAN 珈琲の樹「LAT36°N」(N35°42’58”E139°49’ 28”)京島3-17-7 8:00~17:00 休)不定休
玉ノ井カフェ(N35°43’41”E139°49’16”)東向島5-27-4 11:00~18:00 休)水・木
現代美術製作所(N35°43’40”E139°49’09”)墨田1-15-3 12:00~19:00 土日のみ18:00まで
墨田聖書教会(N35°43’49”E139°49’19”)墨田3-19-4 屋外展示
向島百花園 梅(N35°43’28”E139°48’56”)東向島3-18-3(※1) 9:00~17:00
京島のたから広場(N35°42’55”E139°49’18”)京島3-6-5(※2) 屋外展示
※1:向島百花園で作品をご覧いただくには入場料が必要です。
  一般および中学生150円 65歳以上70円
※2:京島向島路地園芸術祭×lat/long project コラボレーション作品を展示
※3:各スポットの営業時間が開場時間となります。詳細は各店舗にご確認ください。
屋外の展示は営業時間外でも観賞いただけます。

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※lat/long=緯度経度の読み方
例えば鳩の街通り商店街(N035°43’10”/E139°48’45”)は北緯35度43分10秒/東経139度48分45秒
と読みます。小数点以下の無い数字が交わる点は日本ではおよそ南北30m/東西25mに1つです。

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■谷山恭子 “ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。” 
【会期中の関連イベント】


●オープニングパーティー
日時:3月9日(金) 18:00~20:00
内容:パーティー、まちの方を交えた座談会形式のミニトークなど
出演:谷山恭子、墨東エリアのまちの方々 会場:現代美術製作所 
参加費:無料
※当日は「サンキューアートの日」のため21:00までオープンしています。

●lat/longを巡る100日プロジェクトさんぽ
案内:谷山恭子、墨東まち見世事務局 ※雨天決行・予約不要・時間厳守(5分前には到着ください)
※持ち物:雨具、飲み物、カメラなど ※履きなれた靴でご参加ください
参加費:無料
コースA:小村井駅近くにあるfloatから京島、八広、東向島と北上
日時:3月10日(土) 12:30~15:30 集合場所:東武亀戸線「小村井駅」改札
コースB:曳舟駅を出発し、鳩の街通り商店街~百花園~東向島と巡る時計回り
日時:3月17日(土) 12:30~15:30 集合場所:東武線「曳舟駅」改札
コースC:曳舟駅を出発し、京島をまわって小村井駅近くのfloatへ
日時:3月18日(日) 10:30~13:30 集合場所:東武線「曳舟駅」改札

●クロストーク ~まちとアートの交点を探る~
会場:現代美術製作所 各回参加費500円(ご予約無しで参加できます)

クロスその1~アート×路地園芸術×ドンツキ
日時:3月10日(土) 18:00~20:00 出演:谷山恭子(アーティスト)、村山修二郎/藤井正昭
(京島向島路地園芸術祭実行委員会)、ドンツキ協会
司会:曽我高明(墨東まち見世事務局)

クロスその2~アーティスト×ドラマトゥルク
日時:3月17日(土) 18:00~20:00 
出演: 谷山恭子(アーティスト)、長島確(ドラマトゥルク/演出家 ) 
司会:曽我高明(墨東まち見世事務局)

●100日プロジェクト クロージングライブ
日時:3月18日(日) 17:00~18:00
場所:墨田聖書教会 N35°43’49”E139°49’19”※googleMapで上の数字を検索してください。
出演:石川良男(墨田聖書教会)、松本優 他 
参加費:500円(ご予約なしで参加できます)

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※作品を展示するポイントは増える場合があります。
※イベントは出演者の都合により当日変更のある場合があります。ご了承ください。
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◎お問い合せ:墨東まち見世2011事務局 広報担当
machimise@gmail.com
090-8100-0910

墨東まち見世ウェブサイト:http://machimise.net/index.html
100日プロジェクト報告ブログ:http://bokuto100prj.tumblr.com/
谷山恭子ウェブサイト:http://kyococo.com/top/
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墨東まち見世2011〈100日プロジェクト〉
谷山恭子 “ lat / long - project I‘m here. ここにいるよ。”

■主催: 東京都 東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団) 特定非営利
活動法人向島学会
■後援:墨田区 一般社団法人墨田区観光協会、財団法人墨田まちづくり公社
■協力:アサヒビール株式会社 和菓子埼玉屋 キラキラ橘商店街の皆さま 現代美術製作所 
珈琲店浮浪雲 墨田京島郵便局 墨田聖書教会 玉ノ井カフェ 玉屋洋服店 鳩の街通り商店街
の皆さま BUNKAN 珈琲の樹「LAT36°N」 向島百花園 山田屋薬局藤井正昭 内山史子
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★100日プロジェクトについて
墨東エリア初体験のアーティストに、まちなかでじっくり企画に取り組んでもらう企画です。
企画実施にいたる流れを公開しながら、ユニークなプロセス型のプロジェクトとして実行します。

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# by caf-mukojima | 2012-03-01 15:03
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BUGHAUS宣言

2010年11月、アーティスト、工務店、町工場主らの集う飲み会をきっかけに、BUGHAUSは誕生した。全国各地でアートプロジェクトが盛んに行われる昨今、様々な現場に関わって来た我々は、その可能性だけでなく問題点もまた痛感していた。記憶やノスタルジー、それに基づくリノベーションなどの定番化した手法を脱し、アーティストの自立と主体性を活かしながら、地域とも積極的に関わるプロジェクトとはどうあるべきか。そう自問した我々は、まちの工務店こそが、地域におけるアーティストやクリエータにとって最適なプラットフォームであると確信した。そして、住まいと暮らしとアートの革新と創造を目的として、工務店とアーティストの大胆な融合による「ポスト工務店 BUGHAUS」を設立したのである。21世紀も10年が過ぎ、建築やアートにも新しいビジョンが求められているにも関わらず、我々の思考はいまだ20世紀の発想にとらわれている。今必要なのは、過去を読み替えたり、再利用するのではなく、自分たちの手によって新しい生活と文化の創造を行うことに他ならない。

BUGHAUSの活動をスタートした直後の2011年3月11日、東北地方を巨大な地震と津波が襲い、多くの尊い人命が犠牲になっただけでなく、福島第一原子力発電所では未曾有の規模の放射能漏れ事故が発生した。BUGHAUSの設立に続いて起きたこの巨大事故は、20世紀型の産業社会とテクノロジーの決定的な挫折と破綻を証明するものであり、20世紀への決別を意図した我々の主張との強いシンクロニシティーを感じさせるものであった。
思えば、1919年に発表されたBAUHAUS宣言では、従来の芸術と手工芸の垣根を取り払い、建築を中心に諸芸術を総合するとともに、新しい職人のギルドをつくることが夢見られていた。第一次世界大戦によって荒廃した文化と人間精神の復興を目指し、ワイマール・ドイツとともに雄々しく船出したBAUHAUSの精神は、産業社会やテクノロジーの進歩と、未来への理想的な展望に支えられ、やがて近代デザインとモダニズムの建築思潮を生み出した。しかし、その後の20世紀の産業社会は、さらに巨大な戦争の惨禍と、核による人類絶滅の危機と、世界的に広がる環境破壊をもたらしてしまった。我々は一体どこで歩みを間違ってしまったのだろうか。20世紀の前提としていた未来像が崩壊した後に、BAUHAUSのような活動はいかにして可能だろうか。

我々BUGHAUSが目指すのは、20世紀の産業社会が捨てて顧みなかったドメスティックな工務店のシステムを根底から刷新する、ポスト工務店としての新たな活動であり、あらゆる芸術ジャンルと、手を動かしてものを作る実作業と、何とか喰っていける程度の仕事の総合を通じた新たな建築の創造であり、末期消費社会の延命措置に過ぎなかったエコやロハスではない、持続的というよりもサバイバルなライフスタイルの提案であり、豊かなアイデアと朗らかな笑いと、尽きせぬ愛に溢れる暮らしの実践である。
21世紀の暮らしはどうあるべきか。安易にユートピアを夢見るのは止めよう。3.11以降、我々の目の前に広がるのは一面の瓦礫に覆われた荒野である。地震や津波の被害に襲われた地域ばかりではない、日本各地の都市、林立する高層ビル、そそり立つタワー、巨大なショッピングモールは、それ以前と同じ姿に見えたとしても、ことごとく放射能に汚染され、すでに「瓦礫」と化し、ただそこに幽霊のように佇む抜け殻に過ぎない。そして東京に住む我々もまたすでに一度「屍」となったのである。もはや我々は20世紀の産業社会が生み出した遺産に頼ることはできない。すべてが瓦礫と化したまちで、記憶やノスタルジーに頼るだけの創造行為はもはや継続不可能である。我々が見習うのは、第一次世界大戦の荒廃から立ち上がろうとしたBAUHAUSの不屈の精神と、第二次世界大戦後の東京で、焼け跡に生まれた闇市やバラックに渦巻いていた底知れぬ活力である。

ポスト工務店 BUGHAUSには、やるべきことが無限に存在する。スペクタクルなイメージとして消費される住宅は遠い過去のものとなった。隣近所との付き合いから、仕事・子育て・介護・教育・文化・娯楽まで、生活や暮らしの全てを、我々はもう一度総合的に見直し、新たに作り直さなければならない。BUGHAUSは仕事と遊びを区別しない。アーティストは工務店の下職であり、棟梁と下職は平等な立場で創造に参加する。搾取するものも搾取されるものもいない。BUGHAUSは仕事とアートを区別しない。創造と表現は「ただちに、今この場で」行なわれなくてはならない。我々は明日のために今日を犠牲にしない。そして我々は暮らしの再生に向けた小さな営みが、いつか巡り巡って社会の再生につながることを知っている。我々の生命は遺伝子のバグ(突然変異)から生まれた。BUGHAUSは大いなる遊び心に満ちた仕事を通し、世の中に喜びと笑いをもたらすとともに、人々の免疫反応を高めつつ、やがて真に21世紀にふさわしい創造的なバグに溢れる建築を生み出すことであろう!
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# by caf-mukojima | 2011-09-07 02:55
■ 9月10日(土)14:00-17:00
- BUGHAUSとゆく向島まち歩き -
今回のプロジェクトのお題となった場所を、BUGHAUSと一緒にめぐるツアーを行います。
集合場所および時間:現代美術製作所 13:50集合 14:00出発(定員15名 / 小雨決行)
参加費:500円(BUGHAUS漫画+資料含む)所要時間 約3時間
お申し込み:件名に「bughausまち歩き申し込み」とご記入の上、名前・年齢・ご連絡先(電話・メールアドレス)をご記入の上、以下のアドレスまでメールしてください。
折り返しご連絡申し上げます。
bugbughaus@gmail.coim

■ 9月11日(日)19:00-21:00
- クロージングイベント〈BUG NIGHT〉 -
当日まで、なにが飛び出すかわからない、棟梁・下職大集合のイベント!
参加費:無料(フードやドリンクを格安でご提供します)

★展覧会の詳細についてはBUGHAUS 公式WEBサイトをご参照ください。
http://www.post-komuten.com/

★お問い合わせ bugbughaus@gmail.com

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# by caf-mukojima | 2011-09-05 02:00
展覧会場では、下職による建築相談も随時承っております。ご相談だけなら無料。ご家庭の小さなリフォームのお悩みから、住宅の新築まで。一緒に楽しいアイデアを考えてみませんか?

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# by caf-mukojima | 2011-09-05 01:28
会場入り口には、棟梁直筆のBUGHAUS宣言。

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# by caf-mukojima | 2011-09-05 01:24