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ANEWAL Gallery 現代美術製作所では、4月27日(金)より、ウィーン在住のアーティスト東野雄樹 /Yuki Higashinoによる展覧会、様式の死 / The Dying Styleを開催いたします。
この展覧会は、ANEWAL Gallery Residency Programの第1弾である、Multi Layerd Identities のプログラムの一つとして開催されます。
4月26日(木)の夜7時からは、東野雄樹と、その父親で兵庫県に住むイスラエル人陶芸家アヴィ・ベラハによる、オープニング・アーティストトークを行います。また、会期中にも、アーティストによるギャラリートークの他、本展の展示デザインを担当した、エリザベス・キールストロムによるトークセッションを実施します。ぜひこの機会に、ご来場をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、製作所から徒歩2分ほどの距離にあるANEWAL Galleryでは、現在京都で開催されているKG+の参加企画として、写真家 ニコラ・オーヴレイ(Nicolas Auvray)による、LISA / Attaraction Nocturnesも展示中です。こちらは、KG+のファイナリストにも選出されている注目作です。合わせてご高覧いただければ幸いです。
(注:ニコレ・オーブレイの展示は、現在、淳風小学校に会場を移して実施中です。)
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様式の死 / The Dying Style
東野雄樹 / Yuki Higashino


▪️開催概要

会期:4.27(金)〜5.13(日)
時間:11:00-19:00 Closed on Mondays
✳︎5月4日、5日はお休みさせていただきます。4月30日(祝)もお休みになりますので、ご注意ください。
✳︎会場不在の場合は、お手数ですが、入り口に掲示している担当者の連絡先までお電話ください。

オープニング / Opening:4.26(木)19:00-21:00
オープニング・アーティストトーク:東野雄樹 & アヴィ・ベラハ

東野雄樹によるギャラリートーク
4.28(土)15:00
5.11(金)17:00

エリザベス・キールストロムのトーク
5.11(金)18:00
✳︎本展の会場構成をデザインしたエリザベス・キールストルムを迎え、会場デザインの意図や、「展覧会デザイナー」という新しい仕事などについてお話を伺います。

展覧会ディスプレイ:エリザベス・キールストロム  Display by Elisabeth Kihlström

※東野雄樹のエキシビジョンは、ANEWAL Gallery Residency Program《Multi Layerd Identities》プロジェクトの一環で開催されます。《Multi Layerd Identities》につきましては、下記のページをご覧ください。



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様式の死

様式とは何か?それは単純でありながら簡単な答えの無い問いである。経済、政治、芸術とデザインの歴史、社会の動向、実際の気候、趣味、技術などを含む複数の要素が特有のコンフルエンスの結果であるため、ある一つの様式について語ることすら難しい。例えば19世紀のフランスのジャポニズムや16世紀の日本の南蛮美術の場合に見られるように、外国文化を賞賛するようなものもあれば、或いは民族的ロマン主義のように(常に失敗しながら)外部からの影響を拒絶するものもある。言い換えれば、様式とは、不安定なハイブリッド性を審美的な解決策として一時的に停止したものであり、本質的に一時的で形成されるとすぐに無数のバリエーションに分解されるものなのだ。

当初、私は、急速な技術進歩と建築/デザインの関係における明らかな歴史的パターンに興味を持っていた。製造技術に大きな進歩があった時に、デザイナーの最初の反応は、明らかに卓越した製品で消費者を幻惑させることを主な目的とした、複雑で豊かな空間を生み出すことであると私は見ている。産業革命により生まれた最初の本質的な様式であるアールヌーヴォーの場合がそうであり、それは今の(古臭くなりつつある)パラメトリシズム とデジタル革命との関係にも垣間見られる。複雑な形への彼らの素朴な喜びと、世界をトータ ルデザインに変えようとするレトリックは、新技術によって引き起こされた熱の症状のように見受けられる。

しかし、私の関心は、様式そのものの概念、そしてそれ以上に様式の老朽化、死、崩壊そして他の何かに変容する過程へと急速に拡大した。ザハ・ハディッドの死、そして誇大妄想的で、やや悲喜劇的なパトリック・シューマッハの茶番が、 私の感情の変化に貢献したのだと思う。であるから、私は今回の作品シリーズを通して、様式がどのように疲労するのか、そして疲労困憊した様式を使って作品制作することは可能かどうかを探求している。

私は、私の父親で陶芸家のアヴィ・ベラハにアールヌーヴォーの花瓶の解釈に基づく一連の彫刻の制作を依頼した。一方で、私の新作の絵画は、パラメトリシズムの言語の解釈である。

制作中の意見交換の結果としての作品アンサンブル は、スタイルそのものの概念と類似の関係を持っている。私は、戦後の西洋のネオ・アバンギャルドの流れをくむ教育を受けた、ヨーロッパに住む日本人アーティストであり、私の父親は、兵庫に拠点を置くユダヤ人の陶芸家で、伝統的な日本の備前焼の修練を受けた。本展覧会の準備のために我々が共同で制作した際の文化的ダイナミクスは、複雑な歴史や審美的な質問を反映されているが、そこには混乱があり、その混乱は様式の厄介な問題に適合していると言えるだろう。

東野雄樹


The Dying Style

What is style? It is a simple question with no easy answer. It is already difficult to talk about a style because any style is a result of idiosyncratic confluence of multiple factors that include economy, politics, art and design history, social climate, actual climate, taste, technology, etc.
A style could overtly celebrate a foreign culture, as was the case of for instance the 19th century French Japonism or the 16th century Japanese Nanban art, or rejects (always unsuccessfully) outsideinfluences, which National Romanticism for example tried to do. In other words, style is unstable hybridity temporary suspended through aesthetic resolution, and by nature ephemeral, always dissolving into countless variations as soon as it was formed.

Initially, I was intrigued by the apparent historical pattern in the relationship between rapid
technological advance and architecture/design. I noticed that when there is a major reap in
production technology, the first instinct of designers is to go curvy, to produce complex and
opulent space whose main aim is to dazzle users with its obvious virtuosity in fabrication. That
was the case with Art Nouveau, the first genuine style of the industrial revolution, and that is the case with contemporary (though aging) Parametricism and its relationship with the digital
revolution. It seemed to me that both their naïve delight in complex forms and their rhetoric of
transforming the world into a total design are the symptoms of the fever induced by new
technologies.

However, my interest quickly expanded to the notion of style itself, and more precisely how style age, die, decay and become something else. I believe that death of Zaha Hadid, and the
megalomaniac and slightly tragicomic pantomime Patrik Schumacher continues to perform,
contributed to the change in my sentiment.

So I am developing this series as a reflection on how a style exhausts itself, and whether it is
possible to make work out of an exhausted style.

I commissioned ceramicist, and my father, Avi Beracha to produce a series of sculptures based
on his interpretation of Art Nouveau vases. Meanwhile, my new paintings respond to the language of Parametricism.

The exchange during the production and the resulting ensemble of works have an analogous
relationship with the notion of style itself. I am a Japanese artist living in Europe, and I was trained in the tradition of post-war western neo avant-garde. My father is a Ryogo-Based Jewish
ceramicist trained in traditional Japanese pottery in Bizen. The cultural dynamic created by us
working together to prepare this exhibition, which reflects on a complex historical and aesthetic
question, is messy, and this messiness is appropriate to the messy question of style.

Yuki Higashino


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東野雄樹プロフィール

オーストリアのウィーンを拠点に活動。2010年、フランクフルトのStädelschuleを修了。
最近の展覧会として、ウィーンのAnnaでの「Furnished (2017年)」、チューリッヒのKIOSK TABAKでの「The Portraitist (2017年)」、ブルノHouse of Arts内のG99ギャラリーでの「東野雄樹/エリザベス・キールストロム」(2016年) 、ウィーンのSchneidereiでの「特別な理由なしに特定の時間に特定の場所に収束した無意味な恐怖」(2016年) 、ウィーンのピナコテカでの「赤い目の雄牛」(2014年)、同じく2014年にエリザベス・キールストロムと共に、マルモのSkåneskonstföreningでの「Territories」と、ストックホルムのMount Analogueおける「Port」など、多数の個展や2人展を行っている。
また、Le BBBアートセンター(トゥールーズ)、Living Art Museum(レイキャヴィーク)、Fotografisk
Centre(コペンハーゲン)などで開かれたグループ展に参加。ArtForum、Texte zur Kunst、Camera
Austria、springerinなどに寄稿している。

Yuki Higashino is based in Vienna. He graduated from Städelschule, Frankfurt, in 2010. His recent solo and two-person shows includes "Furnished" at Anna, Vienna, "The Portraitist" at KIOSK TABAK, Zurich (both 2017), "Yuki Higashino/Elisabeth Kihlström" at Gallery G99, The House of Arts, Brno, "Purposeless terror that converged upon a particular place at a particular time for no particular reason" at Schneiderei, Vienna (both 2016), "A bullfrog with red eyes" at Pinacoteca, Vienna (2014), "Territories" at Skånes konstförening, Malmö and "Port" at Mount Analogue, Stockholm (both with Elisabeth Kihlström, 2014). He has participated in group exhibitions at Le BBB centre d’ art, Toulouse, The Living Art Museum, Reykjavík and Fotografisk Center, Copenhagen among other venues. His writing has been published in journals such as ArtForum, Texte zur Kunst, Camera Austria and Springerin.


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展示風景

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(Photo by Takaaki Soga)


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様式の死 / The Dying Style 会場

ANEWAL Gallery 現代美術製作所
〒602-0065 京都市上京区挽木町518路地内 
caf(at)anewal.net (メールの際は(at)を@に変えて送信ください。)

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Multi Layerd Identities

主催:MLIDs実行委員会
共催:NPO ANEWAL Gallery
会場協力:臨済宗 興聖寺、Bazaar Cafe、現代美術製作所
滞在協力:ANEWAL Gallery Residency Program
助成:アーツサポート関西、カナダカウンシル、オーストリア連邦首相府
キュレーション:武谷大介、NPO ANEWAL Gallery

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  Multi Layerd Identities実行委員会 お問い合わせ先 

075-431-6469(NPO ANEWAL Gallery:担当・中川)
contact(at)anwal.net (メールの際は(at)を@に変えて送信ください。)


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ANEWAl Gallery Residency Program サイト


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by caf-mukojima | 2018-04-17 11:56
2017年秋、《上京オープンウィーク》の公式プログラムとして、墨田区の向島からドンツキ協会が招待され、町歩きを行いました。その際に、「ANEWAL Gallery 現代美術製作所」のお披露目を兼ね、ドンツキ協会のプレゼンテーションと、参加者を交えたドンツキ会議を開催したのが、上京と向島の交流イベントの第1弾だったと言えるかもしれません。
さて引き続く第2弾は、現代美術製作所の自主企画として、2018年4月14日と15日、靴郎堂本店の佐藤いちろうさんと、Bughaus棟梁・北條元康さんを招き、「ガムテープで靴を作るワークショップ」と、「シュー・ピクニック」の二つのイベントを開催しました。ちなみに、「シュー・ピクニック」は、今年3月に現代美術製作所の企画で、《39アートin向島2018》の参加プログラムとして、地蔵坂通りのてらじま広場と隅田川河畔で開催しました。今回は、鴨川での開催を予定していましたが、天候不順のためインドアでの開催に切り替えました。
開催当日の様子については、以下のフェイスブックのページをご覧いただければ幸いです。


もう一つ、3月に東京・墨田区で開催した「シューピクニック」にもリンクを貼っておきます。




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by caf-mukojima | 2018-04-16 12:20
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最近は、フェイスブックばかりで、ブログの方をすっかりご無沙汰していました。
さて、ご存知のように、現代美術製作所は、2016年1月末をもって、向島での拠点活動を終了いたしました。それ以降、現代美術製作所をプロジェクト名として、向島で幾つかの活動を行ってきましたが、2017年にディレクターの曽我高明が、京都・上京区に住まいを移したのを契機に、上京区のNPO ANEWAL Galleryと共同で、新スペースANEWAL Gallery 現代美術製作所を、同年11月にオープンいたしました。
ご覧のように、元は織屋さんの作業場が入っていたスペースで、長屋の一角となっています。この場所を拠点に、ANEWAL Galleryと協働しながら、京都・上京区と、墨田区・向島エリアのローカル交流など、従来とは一味違う活動も展開していけたらと思っております。
まあしかし、ところは変われど、やることはあまり変わりません。相変わらずマイペースですが、今までお付き合いいただいた方も、これからお知り合いになる皆さんも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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ANEWAL Gallery 現代美術製作所
〒602-0065 京都市上京区挽木町518路地内
caf(a)anewal.net ✳︎(a)を@に変えて送信ください。

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by caf-mukojima | 2018-04-16 11:51