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《つげ忠男×中里和人 二人展 初源の風景》開催のお知らせ

風来ノートI
つげ忠男×中里和人 二人展
初原の風景 -光と闇の間に浮かぶもの-

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このたび現代美術製作所では、風来画廊、off noteとの共催により、劇画家・つげ忠男と、写真家・中里和人、異色の取り合わせによる初の二人展を開催します。
無頼の群像が闊歩する市井陋巷「無頼平野」から、都市周縁にひろがる異界を描く「河川敷まぼろし」まで、1968年の『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた劇画家・つげ忠男。そして、開発前の東京湾岸の荒野を撮影した「湾岸原野」から、もうひとつの闇の東京を幻視する「東亰」(とうけい)まで、都市とその周縁で、陰影の深い風景写真を撮影する中里和人。それぞれ独自な視点で風景の境界を探ってきた二人が、光と闇をキーワードに競演。ひとときのワンダーランドを、路地奥の長屋空間に出現させます。
会場では、二人によるトークイベントやサイン会も開催。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。


■日時:2019年3月9日(土)~19日(火)12:00-19:00 会期中無休
■会場:ANEWAL Gallery 現代美術製作所    
    京都市上京区挽木町518

■主催:風来画房、off note 
 共催:現代美術製作所 
 協力:NPO ANEWAL Gallery


【会場での関連イベント】

★つげ忠男×中里和人 サイン会
3月9日(土)13:00~17:00 
3月10日(日)13:00~16:00 
参加費無料

★つげ忠男×中里和人 トークイベント「風景の境界」
3月9日(土)18:00~
参加費1500円


【お問い合わせ】

現代美術製作所(曽我)         
caf(a)anewal.net *(a)を@に変えて送信ください。
070-5013-3820 

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【プロフィール紹介】

●つげ忠男(つげ ただお)
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劇画家。1941年、東京に生まれる。中学卒業後、葛飾の採血会社に勤務。1960年頃から実兄・つげ義春の影響をうけ貸本マンガに短編を発表。61~67年まで6年間の沈黙の時期を経て、1968年『ガロ』で再デビュー。以来、次々と問題作を発表して大きな注目を集める。1970年代は『夜行』、1980年代は『COMIC ばく』を主な発表の場として作品を発表。1990年代は主にエッセイと絵を多く手掛け各誌に発表。1995年、代表作「無頼平野」が石井輝男監督によって映画化。2000年、ワイズ出版より長編「舟に棲む」刊行。2016年、最新作「成り行き」が「なりゆきな魂、」(瀬々敬久監督)として映画化され話題となる。作品集多数(北冬書房・ワイズ出版等)。近年、カナダ・イタリア・アメリカ、フランス等海外での作品出版も活発になる。現在、待望の長編連載「昭和まぼろし 忘れがたきヤツたち」(ネットマガジン『Comic MeDu』執筆に奮闘中。


●中里和人(なかざと かつひと)
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1956年、三重県生まれ。写真家。東京造形大学教授。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、小屋、路地など身体的スケールから見える、日本の社会的ランドスケープや夜景作品などを発表。越後妻有アートトリエンナーレ 2012&2015を始め各地のアートイベントに参加し、地域性を読み込んだインスタレーション作品や写真ワークショップなどを多数行う。つげ忠男作品「曼荼羅華綺譚」(北冬書房)では忠男氏と対談を行う。写真集に「湾岸原野」「キリコの街」「小屋の肖像」「東亰」「路地」「R」「ULTRA」「lux」「Night in Earth」などがある。さがみはら写真新人奨励賞、写真の会賞受賞。  
http://www.nakazato.info/


【会場アクセス】
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地下鉄烏丸線・今出川駅から徒歩約10分


by caf-mukojima | 2019-02-08 17:40