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3月30日(土)、39アートin向島2019の現代美術製作所・参加企画として「12年目のSECTION1-2-3」上映会と、向島ロケ地ツアーを開催いたしました。

当日の会場は、映画にも登場する北條工務店の隣の新スペース。元工場の広々とした空間は、以前の現代美術製作所のスペースを思い出させます。上映後は、品川監督、社会学者の金善美さんと簡単なアフタートークの後、参加者とともに映画でロケをした場所を実際に歩いて回りながら、まちの変化を検証しました。そしてまちあるきの後は、八広の「となり製作所」で振り返りトークを1時間ほど行い、解散となりました。

「SECTION1-2-3」では、主人公をスケートボーダーにすることで、滑れる場所を探していく彼らの眼差しを通して、向島のまちを、独自な角度から切り取ることを意図していたという品川監督。2011年にも、短いPV映像を向島で撮影したそうですが、今回あらためて向島を歩くと、その時から比べても、京島界隈は特に取り壊しが進み、「まちの見通しが良くなっているのが、衝撃だった」と感想を述べていました。

参加者からは、かつてに比べ、それなりに住みやすい環境になっていることは否定できないものの、まちとしての個性は喪失している。地域の特色や長屋などの持っていたポテンシャルを継承しながら、どのように新しい環境を創造していくか、行政主導の「まちづくり」ではない、もっと積極的に住民からの具体的提案が必要な時代になってきたという意見もありました。

やや肌寒い薄曇りの中、ご参加いただいた皆様、そして品川さん、金さん、北條工務店の北條さん、吉成工業の吉成さん、そのほか開催にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
まちについての議論は、まだまだ続いていきますが、かつて「向島芸術計画2007」で行ったプロジェクトの検証としても、大変意義深い機会となりました。深く感謝申し上げます。

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# by caf-mukojima | 2019-04-06 03:13
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桜の季節を迎え、京都も本格的な観光シーズンを迎えました。
このたび現代美術製作所では、つげさん、中里さんのご了解を得て、《つげ忠男×中里和人 二人展 初源の風景》の会期を延長させていただくことになりましたので、ご案内申し上げます。

今回は、4月第1週、第2週の金・土・日、および第3週の金・土に、会場のANEWAL Gallery 現代美術製作所をオープンいたします。展覧会の内容は、前回と同様です。ただし、週末のみの開催となりますので、どうぞご注意ください。

ちょうど4月13日から、京都では毎年恒例の「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」が開催されます。また、製作所の近隣では、妙顕寺と妙蓮寺を結び「お寺まるごと美術館」展も開催中と、いろいろ賑やかになっています。ぜひ現代美術製作所も、京都散策のコースに加えていただければ幸いです。皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げます。

■日時:4月5日〜7日(金・土・日)、12日〜14日(金・土・日)、19日〜20日(金・土)
(12:00〜19:00 / 最終日の20日は17:00終了)
■会場:ANEWAL Gallery 現代美術製作所    
    京都市上京区挽木町518
■主催:風来画房、off note 
 共催:現代美術製作所 
 協力:NPO ANEWAL Gallery

【お問い合わせ】
現代美術製作所(曽我)         
caf(a)anewal.net *(a)を@に変えて送信ください。
070-5013-3820
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# by caf-mukojima | 2019-03-28 08:37
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間際のお知らせで恐縮です。3月30日(土)、39アートin向島2019の参加企画として、現代美術製作所主催で下記のイベントを開催します。お時間ありましたら、どうぞふるってご参加ください。


《12年目の「SECTION1-2-3」上映会&向島ロケ地ツアー》

東京墨田区・向島エリア。まだスカイツリーが影も形もなかった頃、どこからともなく現れ、街中に居場所を探してさすらう二人のスケートボーダーと、彼らを慕う一人の地元少年を巡る物語。

品川亮監督が2007年に製作した「SECTION1-2-3」は、アサヒ・アートフェスティバル2007において、現代美術製作所の参加企画〈向島芸術計画2007〉の一環で制作されました。映画の撮影では、俳優のほか、地元住民や友情出演のアーティストを交えた多彩な出演者を起用、隅田川、東向島、京島、そしてスカイツリーの建設用地など、向島の各所で大胆なロケを敢行しました。

「39アートin向島2019」の参加企画として開催する今回のプログラムでは、品川監督をゲストにお招きして「SECTION1-2-3」の12年目の再上映を行うとともに、ロケ地を巡るタウンツアーを行います。 映画と現実の比較を通して、近年の向島エリアの様々な変化を検証しながら、これからの街中における居場所や拠点のあり方についても、ご一緒に考えてみたいと思います。

■日時:3月30日(土)(12:30開場 13:00-14:00上映会 / 14:30-17:00ロケ地ツアー / 17:00-18:00意見交換)※雨天開催
■上映会場・ツアー集合場所:北條工務店隣の旧工場スペース(墨田区東向島3-22-10)
■参加費:映画鑑賞・ツアー込みで500円(どちらか参加の場合も同額)
※ 上映会は途中入場も可能です。予約や事前申し込みは必要ありません。ただしツアーにつきましては、先着15名様で締め切らせていただきます。
■ゲスト:品川亮(映画監督、編集者、映画批評)、金善美(社会学者)
■ツアーガイド:北條元康(ポスト工務店BUGHAUS棟梁/向島学会副理事長)、曽我高明(現代美術製作所)

【当日のスケジュール】
12:30 開場 北條工務店隣の旧工場スペース
13:00-14:00 ご挨拶の後、映画上映
14:30 -17:00 会場からロケ地を尋ねる町歩き / 東向島ー鳩の街商店街ー曳舟高架下ー京島五差路ー京島路地と4軒長屋など
17:00-18:00 となり製作所で振り返りトーク

●ゲストプロフィール
金善美:社会学者。専門は研究社会学・地域社会学で、都市の再生や変容、まちづくり、文化政策などについて研究している。同志社大学研究員を経て2019年4月より成蹊大学文学部専任講師。社会学博士(一橋大学)。主な著作に『隅田川・向島のエスノグラフィー――「下町らしさ」のパラドックスを生きる』

お問い合わせ
caf@anewal.net  070-5013-3820
caf.anewal.net
https://seisakusyo.exblog.jp
https://www.facebook.com/seisakujyo/

*このプロジェクトは「39アートin向島2019」の 参加企画として開催します。やむを得ない事情のため、イベントの内容が変更になることもあります。その場合はどうぞご了承ください。

主催:現代美術製作所
協力:北條工務店、吉成工業株式会社、となり製作所

# by caf-mukojima | 2019-03-25 22:43
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3月9日より、展覧会がスタートしました。つげ忠男さんも、無事にご家族とともに京都入り。9日は13:00からサイン会、18:00より、off note の神谷さん司会のもと、中里和人さんと、和やかな雰囲気の中、トークセッションを1時間半ほど行っていただきました。
本当は、2月7日に惜しくも亡くなられた、うらたじゅんさんも交え、3人展になる予定だった今回の京都展。トークは、まずうらたさんについてのお二人の思い出から始まり、続いて今回の展覧会のテーマでもある、二人の「風景」観をめぐるトークに。つげさんからは、ご自身の劇画に頻繁に登場する利根川の葦原と裏町の風景について、自らの体験に根差したエピソードを交えて話をしていただきました。
いっぽう、初めて流山のご自宅につげさんを訪ねた時が、3.11の東日本大震災の当日だったという中里さん。風景に向けたご自身のアプローチを語るだけでなく、つげさんの作品に描かれた風景の魅力について、写真家の視点からていねいに解き明かしてくれました。
当日ご来場の皆様に、心より感謝申し上げます。

さて、事前に告知したイベントは3月10日のサイン会も含め終了しましたが、3月16日(土)18:00より追加イベントとして、中里和人さんによる、ギャラリーツアーを行うことになりました。初期から近作まで、コンパクトな回顧展に近い今回の展覧会。会場で実際の作品を前にしながら、中里さんご自身に、作品制作の意図や裏話などを伺います。また、9日のトークの内容も踏まえつつ、つげさんとの二人展に至る経緯などもふくめ、展覧会全体についても概観いただく予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

■《つげ忠男×中里和人 二人展 初源の風景》
  中里和人・ギャラリーツアー
日時:3月16日(土)18:00- (40分程度を予定)
参加費:無料

☆お問い合わせ 
現代美術製作所(曽我)070-5013-3820 caf(a)anewal.net(aを@に変えて送信ください)


ー会場風景ー
(順次追加アップします)
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# by caf-mukojima | 2019-03-11 23:18
風来ノートI
つげ忠男×中里和人 二人展
初原の風景 -光と闇の間に浮かぶもの-

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このたび現代美術製作所では、風来画廊、off noteとの共催により、劇画家・つげ忠男と、写真家・中里和人、異色の取り合わせによる初の二人展を開催します。
無頼の群像が闊歩する市井陋巷「無頼平野」から、都市周縁にひろがる異界を描く「河川敷まぼろし」まで、1968年の『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた劇画家・つげ忠男。そして、開発前の東京湾岸の荒野を撮影した「湾岸原野」から、もうひとつの闇の東京を幻視する「東亰」(とうけい)まで、都市とその周縁で、陰影の深い風景写真を撮影する中里和人。それぞれ独自な視点で風景の境界を探ってきた二人が、光と闇をキーワードに競演。ひとときのワンダーランドを、路地奥の長屋空間に出現させます。
会場では、二人によるトークイベントやサイン会も開催。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。


■日時:2019年3月9日(土)~19日(火)12:00-19:00 会期中無休
■会場:ANEWAL Gallery 現代美術製作所    
    京都市上京区挽木町518

■主催:風来画房、off note 
 共催:現代美術製作所 
 協力:NPO ANEWAL Gallery


【会場での関連イベント】

★つげ忠男×中里和人 サイン会
3月9日(土)13:00~17:00 
3月10日(日)13:00~16:00 
参加費無料

★つげ忠男×中里和人 トークイベント「風景の境界」
3月9日(土)18:00~
参加費1500円


【お問い合わせ】

現代美術製作所(曽我)         
caf(a)anewal.net *(a)を@に変えて送信ください。
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【プロフィール紹介】

●つげ忠男(つげ ただお)
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劇画家。1941年、東京に生まれる。中学卒業後、葛飾の採血会社に勤務。1960年頃から実兄・つげ義春の影響をうけ貸本マンガに短編を発表。61~67年まで6年間の沈黙の時期を経て、1968年『ガロ』で再デビュー。以来、次々と問題作を発表して大きな注目を集める。1970年代は『夜行』、1980年代は『COMIC ばく』を主な発表の場として作品を発表。1990年代は主にエッセイと絵を多く手掛け各誌に発表。1995年、代表作「無頼平野」が石井輝男監督によって映画化。2000年、ワイズ出版より長編「舟に棲む」刊行。2016年、最新作「成り行き」が「なりゆきな魂、」(瀬々敬久監督)として映画化され話題となる。作品集多数(北冬書房・ワイズ出版等)。近年、カナダ・イタリア・アメリカ、フランス等海外での作品出版も活発になる。現在、待望の長編連載「昭和まぼろし 忘れがたきヤツたち」(ネットマガジン『Comic MeDu』執筆に奮闘中。


●中里和人(なかざと かつひと)
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1956年、三重県生まれ。写真家。東京造形大学教授。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、小屋、路地など身体的スケールから見える、日本の社会的ランドスケープや夜景作品などを発表。越後妻有アートトリエンナーレ 2012&2015を始め各地のアートイベントに参加し、地域性を読み込んだインスタレーション作品や写真ワークショップなどを多数行う。つげ忠男作品「曼荼羅華綺譚」(北冬書房)では忠男氏と対談を行う。写真集に「湾岸原野」「キリコの街」「小屋の肖像」「東亰」「路地」「R」「ULTRA」「lux」「Night in Earth」などがある。さがみはら写真新人奨励賞、写真の会賞受賞。  
http://www.nakazato.info/


【会場アクセス】
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地下鉄烏丸線・今出川駅から徒歩約10分


# by caf-mukojima | 2019-02-08 17:40