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ホアキン・イバルス展覧会

-駐日スペイン大使館-
『イバルス・マルチプル『UNO X MIL (1x 1000 ) 』
-インスティトゥト・セルバンテス東京-
『イバルス・マルチプル『UNO X MIL (1x1000 ) 』
開催のお知らせ

このたび駐日スペイン大使館およびインスティトゥト・セルバンテス東京において、スペイン人アーティスト、ホアキン・イバルスによる2つの展覧会『MIL X UNO (1000 x 1) 』と『UNO X MIL (1x 1000 ) 』が開催されます。

スペインのマラガ市を拠点に、アーティスト・大学教授として国際的に活動するホアキン・イバルス。2023年から2024年にかけて東京に長期滞在し、リサーチや作品制作を行ってきました。今回の2つの展覧会では、ホアキン・イバルスが2019年から2024年までに制作した8つの作品を展示します。その中には、このたびの日本滞在中に制作された4つの作品も含まれています。オープニングにはパフォーマンスの上演も行います。各会場の会期は異なりますので、下記の開催概要をご確認ください。

現代美術製作所は、昨年からのホアキン・イバルスの日本滞在をサポートしてきました。1998年に個展を開催して以来の長いおつきあいになります。
この機会にぜひ、2つの会場で、ホアキン・イバルスの多様性と複雑さを表す作品の数々をご覧ください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

*なお東京墨田区向島の人々のご協力もいただいて制作した映像作品は、駐日スペイン大使館において展示します。


開催概要
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-駐日スペイン大使館-
ホアキン・イバルス展覧会
『イバルス・マルチプル:MIL X UNO(1000 x 1)』
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◾️会期:2024年2月20日(火)〜 3月4日(月) *2月23日(金)は休館
(月~木)10:00-17:00 / (金) 10:00-16:00 *(土・日)は休館
◾️会場:駐日スペイン大使館(東京都港区六本木1-3-29)
◾️入場:無料(オープニングの参加は要予約)
◾️オープニング:2024年2月19日(月)17:30より
当日は、舞踊家・振付家の鈴木一琥によるパフォーマンス「無題」が、ホアキン・イバルスによる作品「Uncertain Fate」の周囲で上演されます。
【オープニングに関するお願いとご注意】
・会場準備のため、オープニングに参加ご希望の方は、以下のアドレスまで「メールでご予約」をお願いします。
 emb.tokio.ofc@maec.es
・2月19日(月)のオープニング当日、大使館は17:15に開場します。なおセキュリティの都合上、19:30以降の入場はできません。ご来場の際は、お時間に十分余裕を持ってお越しください。
・お車でのご来場はできません。どうぞご了承ください。
・参加者多数の場合、ご予約を受けられない場合がございます。どうぞご了承ください。

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駐日スペイン大使館会場風景
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駐日スペイン大使館会場風景
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鈴木一琥によるオープニング・パフォーマンス、2月19日

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-インスティトゥト・セルバンテス東京-
ホアキン・イバルス展覧会
『イバルス・マルチプル: UNO X MIL (1 x 1000) 』
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◾️会期:2024年2月28日(水)〜3月28日(木)
(月)10:00-17:00 / (火・水・木)10:00-20:00 / (金)10:00-18:45 / (土)10:00-17:30 / (日)休館
◾️会場:インスティトゥト・セルバンテス東京(東京都千代田区六番町2-9)
◾️入場:無料(オープニングの参加は要予約)
◾️オープニング:2024年2月28日(水)18:30より
当日はホアキン・イバルスによるパフォーマンス『赤絨毯の上の虚構』を上演します。
会場準備のため、オープニングに参加ご希望の方は以下のピーティックスアドレスよりご予約をお願いします。
https://peatix.com/event/3837210/view?k=62daf84dde407743d80f7631088dcab54023b388

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インスティトゥト・セルバンテス会場風景
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インスティトゥト・セルバンテス会場風景
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ホアキン・イバルスによるオープニングパフォーマンス、2月28日



# by caf-mukojima | 2024-02-06 01:11
増山士郎個展〈 ジャコウウシのために、角カバーを編む 〉および 京都2会場同時個展  開催のお知らせ_b0165526_14220213.jpeg


増山士郎個展 〈 ジャコウウシのために、角カバーを編む 〉および 京都2会場同時個展 
開催のお知らせ


現代美術製作所では、3月8日(金)から24日(日)にかけて、英国・北アイルランドのベルファストを拠点に、世界各地を舞台に活動するアーティスト・増山士郎による個展〈ジャコウウシのために、角カバーを編む〉を開催します。この作品は、増山士郎が2012年から制作を続けてきた一連の「セルフ・サフィシェント・ライフ」プロジェクトの新たな展開として、2023年にアメリカ合衆国のアラスカとグリーンランドの2カ国を旅しながら制作された映像作品です。
なお、今回の京都・上京区の現代美術製作所における展覧会に合わせ、東山区の単子現代においても、増山士郎の個展〈群盲象を評す〉が開催されます。そちらでは、同じく2023年、インドにおいて象と関わりながら実施したプロジェクトの映像を上映いたします。

「セルフ・サフィシェント・ライフ」のシリーズは、増山士郎が2011年の東日本大震災と原発事故から受けた深い衝撃から、資本主義や消費社会をベースにした現代文明のあり方を問い直すプロジェクトとしてスタートしました。アイルランドでは、衰退した羊毛産業の技術を使い、羊の毛でセーターを編み、それを羊に着せてみたり、ペルーでは、アルパカの首の毛を刈りマフラーを制作、それをアルパカの首に巻いてみたり、またモンゴルでは、フタコブラクダの毛を使って鞍を作り、ラクダと一緒に旅をするなど、「自給自足」というコンセプトを通し、さまざまな場所で、現地の住民や動物と関わりながらプロジェクトを展開してきました。

主に現代社会の「周縁」にあたる場所で行われるこれらのプロジェクトでは、増山士郎がいわゆる「先進国」において経験してきたアーティスト・イン・レジデンスでの常識がほとんど全く通用しません。「セルフ・サフィシェント・ライフ」のシリーズでは、それぞれ言葉も文化も自然環境も異なるだけでなく、もちろん現代アートという「共通言語」も持たない現地の人々に対し、アーティストである自分の意図をていねいに説明して理解と協力を求めつつ、動物とのプロジェクトを実現してゆくまでの様子を、増山自身が記録した映像によって表現しています。手持ちカメラによる映像は、ときにブレたり、ピントが外れたり、音声が遠くなったりしますが、それゆえに四苦八苦する現場の状況をリアルに伝えるドキュメントとなっています。

今回の〈ジャコウウシのために、角カバーを編む〉の制作にあたり、増山士郎は、絶滅に瀕している野生動物・ジャコウウシを求め、初めて北極圏にまで足を伸ばしました。「これまでで最も過酷なプロジェクト」と増山が語る通り、作品の後半では、現地の協力者であるイヌイット3名とともにパーティーを組んで小舟に乗り、氷に閉ざされた北極海で野生のジャコウウシを探しながら彷徨する姿が映し出されます。鑑賞者は映像を通し、移民と先住民の間にある微妙な壁や差別、家畜化された動物と野生動物の対比、経済のグローバル化とそれが伝統文化やコミュニティに及ぼす影響、そして人間を拒む圧倒的なスケールの自然を前にした際の「自分は何のために表現をするのか?」といった本質的な問いを含め、増山が旅のプロセスで出逢ったさまざまな出来事や経験を追体験することでしょう。

どうぞこの機会に、京都で現代美術製作所と単子現代の両会場を巡り、アラスカとインド、二つの対照的な土地で増山士郎が実施した、2つのプロジェクトをご覧いただければ幸いです。

現代美術製作所 ディレクター 曽我高明



現代美術製作所
増山士郎個展〈 ジャコウウシのために、角カバーを編む 〉
Knitting horn covers for a muskox
開催概要

会期 : 2024年3月8日(金)-24日(日)12:00-19:00
(定休日 : 月・火 / 3月20日(水・祝)は開場)
会場 : ANEWAL Gallery 現代美術製作所 (現代美術製作所で検索下さい)
〒602-0065 京都府京都市上京区挽木町518
   *最寄駅から会場までの地図は、このページの一番下に掲載しています。
入場:無料(会期中イベント含む)

会期中イベント:
オープニング・レセプション   3月8日(金)19:00-21:00
増山士郎 トーク(聞き手 : 現代美術製作所・曽我高明)  3月24日(日)16:30-18:00

ブログ : https://seisakusyo.exblog.jp
Facebook : https://www.facebook.com/seisakujyo 
お問い合わせ Email : caf(a)anewal.net (aを@に変換して送信ください)

主催 : 現代美術製作所
助成 : 公益財団法人小笠原敏晶記念財団、EU・ジャパンフェスト日本委員会
協力 : NPO ANEWAL Gallery


Shiro Masuyama Solo Exhibition 〈Knitting Horn Covers for a Muskox〉
Dates : March 8 (Fri) – 24 (Sun), 2024, 12:00-19:00 (Closed on Mondays and Tuesdays; open on Wednesday, March 20〔national holiday〕)
Venue : ANEWAL Gallery Contemporary Art Factory (Please search by “Contemporary Art Factory”), 518 Hikigi-cho, Kamigyo-ku, Kyoto, 602-0065, Japan

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会場風景
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会場風景
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2階スペースの展示と増山士郎さん


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★同じく京都で同時開催される個展の情報★

増山士郎個展 〈 群盲象を評す 〉
The Blind Humans and the Elephant

会期 : 2024年3月9日(土)-24日(日)14:00-19:00
(定休日 : 月・火・水・木 / 3月20日(水・祝)は開場)
会場 : monade contemporary / 単子現代
〒605-0829 京都市東山区月見町10-2
八坂ビル地下1階奥左入ル2号室
詳しい情報は以下のWEBページでご確認ください
Web : https://monadecontemporary.art-phil.com

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〈 ジャコウウシのために、角カバーを編む 〉について 増山士郎

ジャコウウシは、北極圏にのみ生息する氷河期から生き延びた動物だが、世界の温暖化により絶滅の危機に瀕している。本来は野生だが、ジャコウウシを放牧して、世界で最も温かくて高価な動物繊維であるジャコウウシの毛、キビアック製品をつくる農場がアラスカにある。アメリカ人の運営するその農場と、グリーンランドでジャコウウシを狩猟しながら生きる先住民イヌイットの2つのコミュニティの協力を得ることで、移民と先住民、家畜と野生動物、ひいては人間と動物の関係にまで言及するプロジェクトとなった。野生の象徴でもある角を覆う行為は、人間が動物を支配することのメタファーである。

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〈 ジャコウウシのために、角カバーを編む 2023年 映像作品 46分


増山士郎プロフィール

1971年東京生まれ。明治大学建築学科大学院修士課程修了。
2004年からドイツのベルリンに6年間住み、2010年から英国・北アイルランドのベルファストを拠点に活動。
主に世界中のアーティスト・イン・レジデンスに滞在することによって作品制作やプロジェクトを展開している。

◉参加プログラム
ミレニアム・コート・アート・センター、北アイルランド(2014-2015) ; 韓国国立現代美術館、国立アート・スタジオ・ゴヤン、韓国(2008) ;アイルランド近代美術館、ダブリン、アイルランド(2006) ; クンストラーハウス・ベタニエン、ベルリン、ドイツ(2004-2005) ; ISCPインターナショナル・スタジオ&キュレトリアル・プログラム、ニューヨーク、米国(2002-2003)等。

◉個展
「世界の果てで、動物と対話する」(札幌国際芸術祭2024、公募プロジェクト)CAI03、札幌(2024);「ブレグジット・ソーセージ」アイリッシュカルチャーセンター、ベルファスト、北アイルランド(2022) ; 「共生」アイルランド国立フォーク・シアター、ケリー(2019) ; 「セルフ・サフィシェント・ライフ」京都場(2019) ; 「アトラクティング・マイ・ネーバー」チャンライ美術館、タイ(2017) ; 「セルフ・サフィシェント・ライフ」ミレニアム・コート・アート・センター、北アイルランド(2015) ; 「インターベンション」市原水と彫刻の丘(現・市原湖畔美術館)、千葉(2010)等。

◉グループ展
「ビエンナルサー2021 – ことの次第」MACRO現代美術館、ロザリオ、アルゼンチン(2021); 「札幌国際芸術祭2020 : ここで生きようとする」札幌(コロナウィルス感染拡大の影響で中止 / 2020); 「沈黙の騒音:日本のアートの現在」ゴールデン・スレッド・ギャラリー、ベルファスト(2019) ; 「ワンダリング・シーズ」国立先史博物館、台東、台湾(2018) ; 「あいちトリエンナーレ2013 : 揺れる大地」名古屋(2013) 。公共彫刻のコミッションワーク「五個の林檎」を実現して、北アイルランドのバレミーナに恒久設置。

◉賞歴、助成歴
小笠原敏晶記念財団「調査・研究等への助成 ( 現代美術分野 )」(2023) ; クリス・レジャー・レガシー・アワード、ユニバシテイ・オブ・エーティピカル、北アイルランド(2021) ; 第七回札幌500m美術館賞、グランプリ(2019) ; 国際交流基金アジアセンター、長期フェローシップ(2017-2018) ; 個人アーティスト賞、文化都市デリー〜ロンドンデリー(2013) ; ポロック・クラズナー財団、ニューヨーク、米国(2009-2010) ; 文化庁、一年派遣芸術家在外研修生(2004-2005) ;ポーラ美術振興財団、在外研修生(2002-2003)等。



現代美術製作所へのアクセス
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地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩約10分






# by caf-mukojima | 2024-02-04 14:33

ホアキン・イヴァルス 映像インタビュープロジェクト  WHAT OR WHO PANICS YOU MOST?WHO OR WHAT DO YOU TRUST THE MOST?  参加へのお誘い_b0165526_12103736.jpg
スペイン人アーティスト、ホアキン・イヴァルスによる映像インタビュープロジェクトのお誘いです。
現代美術製作所では、今年の春から、ホアキンの東京・向島での滞在と制作をサポートしています。

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ホアキン・イヴァルス 映像インタビュープロジェクト
WHAT OR WHO PANICS YOU MOST?WHO OR WHAT DO YOU TRUST THE MOST?
参加へのお誘い
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アーティストのホアキン・イヴァルスは、今年の春から向島に滞在しています。スペインのマラガ出身で、マラガ大学では教授として働いています。現在ホアキンは、来年2月から3月、東京のスペイン大使館とセルバンデス文化センターで開催する個展の準備中です。
このたび墨田区向島のハトハウス+icouを会場に、滞在制作のひとつとして進めている映像インタビューの撮影を行います。
インタビューでは、参加者に以下の二つの短い質問をします。
「あなたは何に、誰に、最もパニックを覚えますか?」
「あなたは誰を、何を、最も信頼していますか?」
この二つの質問に答え、その理由を簡単に説明してください。
パニックを覚える対象も、信頼を寄せる対象も、人それぞれです。どんな答えでもかまいません。スマートフォンを使用して行う収録は毎回5分程度。ただし、1つの回答は1分以内でお願いします。
作品制作にあたり、インタビューに参加する人の匿名性を守るため十分な配慮を行います。インタビューの間、参加者は小さなうちわを手に持ち顔を隠します。さらに最終的なビデオ編集において、声も色彩も変換するため、誰が話しているのか個人を特定することはできません。
当日、アーティストは11:00から15:00の間に会場におりますので、ご都合の良い時間にお越しください。インタビューは一人ずつ行うため、少しお待ちいただく場合があります。どうぞご了承ください。
それでは皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
▪️日時:11月23日(祝) 11:00-15:00
▪️会場:ハトハウス+icou(墨田区向島5-48-4)
▪️参加:無料
(お茶やお菓子などご用意してお待ちしています。遊びに来るだけの方も歓迎です。どうぞお気軽にお越しください。)
▪️インタビュアー:ホアキン・イヴァルス https://joaquinivars.com/
▪️協力:ハトハウス+icou、現代美術製作所
★お問い合わせ:caf(a)anewal.net *(a)を@に変換して送信ください。


# by caf-mukojima | 2023-11-13 12:10
「全国路地サミットin京都」開催のお知らせ!_b0165526_15362700.jpg
「全国路地サミットin京都」開催のお知らせ!_b0165526_15360308.jpg

現代美術製作所が運営に協力しているイベントのお知らせです。

10月7、8、9日の三連休、京都で「全国路地サミットin京都」が開催されます。
「みんなで語る“路地の未来”〜再生と次世代への継承〜」と題し、多彩なゲストをお招きした
シンポジウムと、個性あふれるガイドによる路地のまちあるきを通し、
路地の再生や次世代に向けたまちづくりの魅力的な取り組みを、京都から全国に発信します。
シンポジウムの参加は無料。まちあるきは各2000円で定員10名様まで。
興味のあるコースが見つかったら、下記のオンラインからぜひお早めにお申し込みください!
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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「全国路地サミットin京都」
みんなで語る“路地の未来”〜再生と次世代への継承〜
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1200年の都・京都には、歴史的に形成された多くの路地があり、そこでは市民の多様な暮らしが営まれています。京都の路地は、京町家が軒を連ねる町並みによるヒューマンなスケール感、子どもたちが安心して遊べる空間、職住一体の暮らしやコミュニティを支える空間であり、長い歴史の中で培われた暮らしの知恵や文化が集積する都市空間であり続けてきました。その一方で、地震や火災に対する防災面での脆弱性をはじめ、住民の高齢化や産業構造の変化、それらに伴う空き家化・空き地化の進行、さらには開発圧力による路地そのものの消失など、さまざまな課題を抱えています。
このような中、近年、路地の保全・再生を目的とした地域主体の防災まちづくりが進展するとともに、特に最近では、路地の持つ魅力ある都市空間を再評価し、子育てや働く場等として路地を次世代に継承していく新たな路地再生の実践の数々が、NPO・民間事業者・専門家・行政およびそれらの連携によって進められています。
『路地サミット in 京都2023』では、京都の路地で活動する人々を招いたシンポジウムと、市内の各所で開催するまち歩きを通し、京都ならではの多様な路地の魅力と路地再生の取り組みを発信するとともに、新たなパートナーシップが可能にする、次世代に継承すべき路地のビジョンについて、参加者とご一緒に考えます。
【日時】2023年10月7日(土)〜9日(月・祝)
【開催場所】
ひと・まち交流館京都(シンポジウム) 及び 市内各所(まちあるき)
【参加お申し込み(シンポジウム・懇親会・まちあるき)】
(オンラインで受け付けています)
(上のアドレスからPDFファイルを開いてご覧ください)
【お問合せ先】kyoto.rojisummit2023@gmail.com
【最新情報はフェイスブックで!】https://www.facebook.com/rojisummitkyoto/
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【全国路地サミットin京都 イベントスケジュール】
◉シンポジウム 
日時:10月7日(土)13:00-17:45(開場:12:30)
会場:ひと・まち交流館(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1)
参加費:無料 / 定員200名
司会進行:大島祥子氏(京都光華女子大学准教授)
1.基調講演“京都の路地とまちづくり” 13:05-14:00
 第1部「魅力と課題」  高田光雄氏(京都美術工芸大学副学長)
 第2部「実態と整備手法」森重幸子氏(京都美術工芸大学教授)
2.クロストーク 14:00-16:30
 第1部「新たな使い手たち×まちの視点」
 プレゼン:扇沢友樹氏(不動産脚本家)、飯高克昌(NPO AMEWAL gallery)
 コメント:井上えり子氏(京都女子大学)
 第2部「路地再生の実践者」
 プレゼン:魚谷繁礼氏(魚谷繁礼建築研究所)、西村孝平氏(八清)
 コメント:吉原勝巳氏(NPO 福岡ビルストック研究会)
交流会(路地まちづくりに関わる各種団体の資料展示やプレゼンなど)16:45-17:45
★懇親会シンポジウム終了後に別会場で開催)
会場:マールカフェ(京都市下京区西橋詰町762京栄中央ビル8F:ひと・まち交流館から徒歩5分)
時間:18:30-20:30
参加費:6000円(学生4000円)/ 定員40名
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◉路地まちあるき
各ツアー参加費:2000円 / 定員10名( 申し込み締め切り:9月30日)雨天開催
⚫︎10月7日(土)
(1)9:30-11:30 路地中の花街と工房(上七軒界隈)
  案内人:冨家裕久(冨家建築設計事務所)
(2)9:30-12:00 下京の路地巡りと魚谷繁礼建築研究所設計の町家・長屋
案内人:魚谷繁礼建築研究所
⚫︎10月8日(日)
(3)10:00-12:00 路地再生の実例2カ所深掘りツアー
案内人:森重幸子(京都美術工芸大学建築学部教授)
(4)10:00-12:00 陶芸と坂のまち今熊野エリアの路地めぐり
  案内人:小原亜沙子(Roomie)
(5)10:00-12:00 ドンツキクエストin西陣
  案内人:齋藤佳(ドンツキ協会会長)
(6)13:00-15:00 路地中のヨシツネ伝説(船岡山・紫野学区界隈)
  案内人:飯高克昌(NPO ANEWAL Gallery)
⚫︎10月9日(月・祝)
(7)10:00-12:00 西陣の路地“路地草めぐり”(翔鸞・柏野学区界隈)
案内人:重本晋平(まちくさ博士・NPO ANEWAL Gallery)
(8)13:00-15:00 路地に聚楽第を探して(桃薗・聚楽・正親学区界隈)
  案内人:中治實(上京おもてなし大使)
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【全国路地サミットとは】
全国における路地まちづくりの取り組みに関する情報交換の場として、また連携していく仲間をはぐくむ交流の場として、2003年より全国各地で開催しています。
「全国路地サミットin京都」は18回目の全国路地サミットです。京都市で路地まちづくりに携わる有志による実行委員会が主催となり、次世代に向けた路地の再生やまちづくりの取り組みを京都から全国に発信します。
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【全国路地サミットin京都】
主催:全国路地サミットin京都実行委員会
共催:全国路地のまち連絡協議会
後援:京都市都市計画局まち再生・創造推進室、(公財)京都市景観・まちづくりセンター
協力:NPO ANEWAL Gallery、現代美術製作所、スタジオカタリスト、(株)サンワコン、
   都市居住推進研究会、まいまい京都
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◉「全国路地サミットin京都」連携企画もあります!
「西陣 路地座談会」
日時:10月9日(月・祝)16:00-18:00
会場:京都信用金庫西陣支店2階クリエイティブコモンズNISHIJIN
主催:NPO ANEWAL Gallery、現代美術製作所
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*止むを得ない事情により、イベントの内容が変更になる場合があります。どうぞご了承ください。
*イベントの最新情報はこのフェイスブック「全国路地サミットin京都」のページでご確認ください。

# by caf-mukojima | 2023-09-09 15:34

鈴木貴博×日野友暉 「この星の記憶」 開催のお知らせ_b0165526_23293189.jpg

鈴木貴博×日野友暉 「この星の記憶」
開催のお知らせ

現代美術製作所では5月13日(土)より6月4日(日)まで、〈鈴木貴博×日野友暉 「この星の記憶」〉を開催いたします。

鈴木貴博は、「生きろ」のパフォーマンスで知られるアーティストです。2011年の東日本大震災を契機に、突然絵を描く強い衝動に駆られ、それ以来パフォーマンスと並行しながら、「日曜絵画」というシリーズ名で、同一フォーマットのカンバス上に、奔放なイメージの溢れる作品群を制作し続けています。
昨年春には、現代美術製作所において、同シリーズから「絵画への旅」というテーマで選び出した作品による個展を開催、好評をいただきました。

いっぽう、今回が初の展覧会となる日野友暉は、若干19歳の新人アーティストです。
ボールペンを用い、発想の赴くままに制作する細密画のようなドローイングの連作では、密林を思わせる陰影に富んだ空間の中に、まどろむ幼児や謎めいた生き物たちの姿が、独特の浮遊感を伴って描かれています。

「日曜絵画」のシリーズにおいて、自分の見た夢や潜在意識から湧き出るイメージを描いてきたという鈴木貴博は、デッサン教室の教え子であった日野友暉の描く作品に惹きつけられ、そこに自分と似通った制作のプロセスを見出したのがきっかけとなり、このたびの師弟二人による展覧会が実現しました。

無限に豊かなイメージの湧き出す水源のように、私たちの潜在意識の底には、この星に住む多様な生き物に共通の古い記憶が宿っているのかもしれません。
「この星の記憶」と題した本展では、鈴木貴博の「日曜絵画」のシリーズから、前回とは異なる視点でセレクトした作品をご紹介するとともに、展覧会のために描き下ろしたものも含め、すべてが初めての発表作となる日野友暉のドローイングを展示いたします。

世代もキャリアも表現のタイプも異なりますが、互いの制作方法、そして作品に対する深い共感とリスペクトよって結ばれた二人の展覧会。どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。



現代美術製作所 ディレクター 曽我高明



■開催概要

会期:2023年5月13日(土)~6月4日(日)  12:00-19:00 月・火・水は休み

イベント:
オープニング:5月13日(土) 17:00-19:00 
ギャラリートーク:5月28日(日) 15:00-16:00 入場無料

会場:ANEWAL Gallery 現代美術製作所  ※現代美術製作所で検索できます。
〒602-0065 京都府京都市上京区挽木町518  ※挽木町(ひきぎちょう)

お問い合わせ:caf(a)anewal.net  ※(a)を@に変換して送信ください。
インスタグラム c-a-factory

主催・企画:現代美術製作所
協力:NPO ANEWAL Gallery


■アーティスト紹介

鈴木貴博

今回の展覧会は記憶や潜在意識がテーマになっている。2011年の震災以降始まった日曜絵画シリーズは、コンセプトに縛られることなく描きたいものを描くというスタイルで続けてきた。そんな日曜絵画を描いていて最近思うのは、結局自分のやっていることは自分に刻まれた記憶や潜在意識から断片的に湧き出てくるイメージを絵に描きとめているのではないかということ。
そんなことを思い始めた頃、日野友暉君の一枚の絵に出会った。お互い絵のタイプは違うけど、ピンと来る共通項を感じた。彼は私のデッサン教室の元生徒で現在大学二回生。私のクラスを卒業した後も交流が続きことあるごとに彼の作品も見せてもらってきた。そして、彼と会って話し合ううちに自分と彼の制作過程が似ていることが分かり二人展のアイデアが浮んできた。
少し世代が違うけど、この星に生まれてきた二人。そんな二人の生み出す世界がどんな風になるか自分自身も楽しみにしている。

2022年「日曜絵画」展 現代美術製作所 / 京都
2020年「この星に生まれて」優秀賞絵本原画展 星と森と絵本の家 / 個展 / 三鷹 東京
2019年「Noise of Silence」Golden thread Gallery / グループ展 / ベルファスト 北アイルランド
2018年「我々はどこから来てどこへ向かっているのか」/ 野外常設作品 / 初谷渓谷 大阪
2014年「生きろ美術館展」福岡市美術館 / 個展 / 福岡
2013年「北極星入口駅」能勢電鉄100周年記念事業 / 野外常設作品 / 妙見山 兵庫 
2007年「IKIRO」クンストラーハウス・ベタニエン / 個展 / ベルリン ドイツ
2001年「IKIRO」クレーラーミュラー美術館 / グループ展 / アーネム オランダ
1999年「生きろfactory」西陣北座 / 個展 / 西陣 京都
その他、国内外で多数作品を発表

インスタグラム karireruart

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鈴木貴博 「滝」 2020年

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鈴木貴博 「蠅」 2022年


日野友暉

今回の2人展の開催はアーティストの鈴木貴博さんに声をかけてもらったことがきっかけで決定しました。鈴木さんとは私が高校生のときに知り合い、当時はデッサン教室の先生と生徒という関係でしたが、教室を卒業した後も交流があり、今回共同で展覧会を企画できたことをとても嬉しく思っています。
今回の展覧会では、無意識の中で生まれたものへの共感や作品が語る記憶を感じてもらいたいと考えています。

2003年生まれ
近畿大学文芸学部芸術学科 造形芸術専攻所属
中高では陸上競技部に所属
高校時代に絵画教室で鈴木貴博さんのデッサンの授業を受けていた。

インスタグラム tmk_hnn
           
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日野友暉 「go back wild」 2023年

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                   日野友暉 「wherever born」 2023年


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■会場へのアクセス
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地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩約10分



# by caf-mukojima | 2023-04-09 00:11